今日は高校時代からの友人からメールをもらいました。
長い間アメリカ在住だったのですが、ご主人が定年を迎え(日本の会社の駐在員だったので)、二人でいよいよ帰国するのです。
LAやNYなど、おしゃれな大都会で暮らしていたものが、一気に高知へ戻るので、故郷とはいえしばらくはカルチャーギャップがあるかもしれません😅
まあ、どこにいてものんびり落ち着いた雰囲気の人なので、すぐマイペースでやっていけそうでもあります。
しかしコロナ禍での帰国なので、一旦東京で2週間引きこもらなくてはならないようで、大変です。
せっかく同じ東京にいても、そういうことだと会えないし…
再会は、私が高知へ帰省する時となりそうですね。
私も実家は売却してなくなり、お墓だけが残っている状態の高知ですが、人の縁はしっかり続いています。
やっぱり高知が故郷だなあ、と思っています。
私の場合は、高知へ帰るのか?と言われると、それは考えていないですね。
女一人外へ出て思いますが、都会はやっぱり便利ですよ。
自動車の免許がなくても、電車でどこへでも行けるし、行ける範囲になんでもあるし。
私が住んでいたのも、ほとんどが県庁所在地、それほど田舎でもなかったのですが、それでも同じ国かなと思うくらい違います。
私は子供の頃から転校、転校で、長く一つのところに住んだことなく、東京へ来ました。
なので、故郷を懐かしく思う一方、執着はありません。
漫画家のような仕事でも
「いえ、私は絶対に東京へは行きません。ここじゃないと描けないの」
という人は、昔からいました。
というか、昔の方がデジタルはないし、東京近辺に住んでいた方が仕事の便はいいんですよ。
編集者と打ち合わせもしやすいし(新人で稼ぎがない場合、わざわざ飛行機で駆けつけてくれはしません)、アシスタントも集まります。
なので、昔はバリバリ描きたければ東京の方が良かったため、地方にこだわる人がちょっと不思議でした。
人それぞれ優先順位は違うものですが、私の場合は故郷に執着がなかったので、便利で住みやすい、好みに合う…
と考えると、それはやっぱり東京だったんですよね。
今も便利にはなりましたが、もし大都会を舞台の漫画を描きたかったら、やっぱり都会に住んでいた方が良いとは思います。
私の故郷のように、電車もないところで暮らしていては、どうしても身につかない都会の風情、感覚というものがあるんですよね。
ずっと地方で暮らしている漫画家さんの原稿で、その手の惨事はよく見かけました…
でも、あとは個人のセンスでほとんど全てのことはフォローできるとは思います。
最後は才能かあ…と思うと、身も蓋もないですが💦
逆に、私なんかはこういうYouTubeとか様々なツールの恩恵を受けた世代が、どんなふうに想像力を膨らませて作品を作り上げていくのか、それを見たいなと思いますね。
それはもう、SFの世界に入り込んでいるレベルですから。
デジタル時代、漫画家はどこまでボーダーレスになれるのか、これからも楽しみです。
https://t.co/E0FAeCAVNP
— 浜口奈津子広報部 (@hnatsuko201807) 2021年2月22日
今日もよろしくお願いいたします☺️
hnatsuko.hatenablog.comhamaguchinatsuko.booth.pm
画像素材:PIXTA