漫画家*運命鑑定*浜口奈津子*濵口リラ なにか書いてる

個人出版漫画家です。長らく商業誌で描いてきた経験や、個人出版関係のこと、そして舞台やドラマ、フラメンコのことなどエンターテイメントについて書いています。noteから移行した記事もこちらにあります。占い師としても活動しています。

デジタル時代の漫画家の働き方

今日は高校時代からの友人からメールをもらいました。

 

長い間アメリカ在住だったのですが、ご主人が定年を迎え(日本の会社の駐在員だったので)、二人でいよいよ帰国するのです。

f:id:hnatsuko:20210222223912p:plain

LAやNYなど、おしゃれな大都会で暮らしていたものが、一気に高知へ戻るので、故郷とはいえしばらくはカルチャーギャップがあるかもしれません😅

 

まあ、どこにいてものんびり落ち着いた雰囲気の人なので、すぐマイペースでやっていけそうでもあります。

 

 

しかしコロナ禍での帰国なので、一旦東京で2週間引きこもらなくてはならないようで、大変です。

 

せっかく同じ東京にいても、そういうことだと会えないし…

 

再会は、私が高知へ帰省する時となりそうですね。

 

私も実家は売却してなくなり、お墓だけが残っている状態の高知ですが、人の縁はしっかり続いています。

 

やっぱり高知が故郷だなあ、と思っています。

 

 

 

私の場合は、高知へ帰るのか?と言われると、それは考えていないですね。

 

 

女一人外へ出て思いますが、都会はやっぱり便利ですよ。

 

自動車の免許がなくても、電車でどこへでも行けるし、行ける範囲になんでもあるし。

 

私が住んでいたのも、ほとんどが県庁所在地、それほど田舎でもなかったのですが、それでも同じ国かなと思うくらい違います。

 

 

私は子供の頃から転校、転校で、長く一つのところに住んだことなく、東京へ来ました。

 

なので、故郷を懐かしく思う一方、執着はありません。

 

漫画家のような仕事でも

 

「いえ、私は絶対に東京へは行きません。ここじゃないと描けないの」

 

という人は、昔からいました。

 

というか、昔の方がデジタルはないし、東京近辺に住んでいた方が仕事の便はいいんですよ。

 

編集者と打ち合わせもしやすいし(新人で稼ぎがない場合、わざわざ飛行機で駆けつけてくれはしません)、アシスタントも集まります。

 

 

なので、昔はバリバリ描きたければ東京の方が良かったため、地方にこだわる人がちょっと不思議でした。

 

人それぞれ優先順位は違うものですが、私の場合は故郷に執着がなかったので、便利で住みやすい、好みに合う…

 

と考えると、それはやっぱり東京だったんですよね。

 

 

今も便利にはなりましたが、もし大都会を舞台の漫画を描きたかったら、やっぱり都会に住んでいた方が良いとは思います。

 

 

私の故郷のように、電車もないところで暮らしていては、どうしても身につかない都会の風情、感覚というものがあるんですよね。

 

 

ずっと地方で暮らしている漫画家さんの原稿で、その手の惨事はよく見かけました…

 

 

でも、あとは個人のセンスでほとんど全てのことはフォローできるとは思います。

 

最後は才能かあ…と思うと、身も蓋もないですが💦

 

逆に、私なんかはこういうYouTubeとか様々なツールの恩恵を受けた世代が、どんなふうに想像力を膨らませて作品を作り上げていくのか、それを見たいなと思いますね。

 

それはもう、SFの世界に入り込んでいるレベルですから。

 

デジタル時代、漫画家はどこまでボーダーレスになれるのか、これからも楽しみです。

 

hnatsuko.hatenablog.comhamaguchinatsuko.booth.pm

画像素材:PIXTA

 

Love&Romance1冷ややかな結婚

Love&Romance1冷ややかな結婚

 
Love&Romance2ベビーシッターと呼ばないで

Love&Romance2ベビーシッターと呼ばないで

 
Love&Romance3ウィーン 愛と出逢って

Love&Romance3ウィーン 愛と出逢って

 
Love&Romance9僕だけのプリンセス

Love&Romance9僕だけのプリンセス

 

 

 

Arriba! 2nd season【単話版】(6)

Arriba! 2nd season【単話版】(6)

 
Arriba! 2nd season【合本版】(1)

Arriba! 2nd season【合本版】(1)